へそ呼吸足マッサージ｜運動のやり方｜運動方法の違いによるダイエット方法を知るなら動いて痩せるダイエット

やせにくい、でもやせたい部位ナンバー１は下半身! でも、どれだけマッサージしてもなかなかやせないー！…なんて経験のある人に必見！足やせの極意はへそにあり。まずはへそに意識を集中した深呼吸をしてから、足をマッサージすれば、足やせに効果てきめんです！
ものは試し。まずは今日からやってみましょう！

へそ周辺がかたくなると精神的にもイライラするのです

へそを中心とするお腹の部分は、全身の血液の1/3が常に流れている重要な場所です。
そのため、お腹の部分の血液の流れが滞れば、「瘀血」となります。血になると血液が濁るので、美容面では肌がくすむなどのトラブルが起こってきます。
また、代謝が悪くなるため、やせにくくなったり、太ったりするのです。

精神面にも影響を及ぼします。何かトラブルがあって、イライラすると、この部分の血流が悪くなるため、お腹がかたくなります。実際、夜なかなか眠れないという不眠の患者さんのお腹は、かたくなっているのです。
東洋医学では、「腹診」という診断法があります。お腹をさわり、どの部分がかたいかによって、体のどこの調子が悪いのかを調べる方法です。いかにお腹が全身の健康にとってたいせつかを示す話です。
理想的なお腹の状態は赤ちゃんのお腹。やわらかいのですが、手のひらで押してゆくと弾力がある、そんなお腹が理想の状態なのです。やわらかいのがいいからといって、ぐにゃぐにゃではいけません。カチカチのかたいお腹も不合格。

ちなみに、鍼灸師の中では「女房を探す時は、顔ではなく腹を見ろ」というぐらい。お腹がかたい女性はイライラしがちでギスギスしている人が多く、お腹がやわらかい女性は、精神的にゆったりしていて優しい人が多いのです。

やり方

へそに両手を重ねて置き、ゆっくりと深呼吸をする。これを8回ほど行う。乳糜槽をやわらかくし、これから行う足のマッサージで流れがよくなるリンパを受け入れる準備になります

へそ周辺は大切に

腹周辺は、昔から「腹が立つ」「腹黒い」など精神的な慣用句に使われていきました。へそを中心とする腹周辺の調子が良くないと、精神的にも良くないということを日本人はよくわかっている証拠です。

その中でも大事なのが、体内のリンパが合流する場所・乳糜槽です。この部分でリンパがスムースに流れないと、健康、美容、精神面でさまざまな弊害が出てきます。

最近寝つきが悪いな、イライラしやすいやな、など感じることがあれば、へそ深呼吸をすること。そして、できれば蒸しタオルや使い捨てカイロをタオルにくるんで温めると、心がすっとほどけてくるはず。
へそ周辺はいつもあたたかく、やわらかく。それが、スリムで健康的でニコニコと元気な女性になる秘訣です。