加圧トレーニング
加圧トレーニング専用のベルトを手や足の付け根に巻いて運動をします。軽い負荷でも重い負荷を与えた時と同等以上の効果が得られ、正常時の260倍もの成長ホルモンが分泌されることで、ダイエットだけでなく、アンチエイジングの効果もあると言われています。
効果
いわゆる筋力トレーニングをおこなう際に、筋肉中に代謝される乳酸の濃度が一定以上に高まると、脳下垂体から成長ホルモンが大量に分泌されるとされています。加圧トレーニングは、その仕組みを利用して、血流を制限することにより、軽い負荷でもその状況を作りやすくする方法です。
成長ホルモンは、成人になるとほとんど分泌がされなくなると言われており、これを運動によって分泌することで身体の代謝を上げ、体脂肪を燃やしやすくし、身体を若がえらせる効果があると言われています。
通常のトレーニングでは、熟練されたテクニックや危険度の高い強度でないと出せないような効果が、軽い負荷で短時間で出せるところから、安全に効率的に筋力トレーニングをおこなうことができるのが特徴です。
やり方
まず、第一に気をつける加圧トレーニングの方法は、低負荷、高回数です。
一般の筋トレでは、10回連続でできないくらいの重めの負荷で筋肉を酷使して筋繊維を一旦破壊し、72時間ほどかけて充分な休養と栄養を与えることによって超回復を発生させて筋肉を成長させます。
しかし、加圧トレーニングでは成長ホルモンによって筋肉を成長させるので、これを分泌させるために乳酸が沢山発生するようなトレーニングをします。 乳酸は、低負荷、高回数で運動を行い疲労させることによって発生していくので、連続して20から30回できる程度の軽めの負荷で運動を行います。
普段10kgのダンベルでトレーングしている人なら、5kg程度の重さで充分です。 この重さで、20から30回続けます。
そして、インターバルは短めに、具体的には10秒前後として、乳酸が溜まって疲れた状態のまま次のセットに取り掛かります。 そして、腕がもう上がらないくらい疲労した頃にベルトを開放します。
おそらく、腕は相当パンプアップされていることに気付くと思います。 1日20分程度を1ヶ月も続けると腕周りが太くなるなど、実に見えた効果が表れるかと思います。
