リズミックカンフー
お気に入りの音楽に合わせてリズミカルにキック&パンチ!
ピンと背筋を伸ばし、腰のひねりでワザを繰り出せば、骨格の歪みが改善。
全身の筋肉を刺激しで脂肪が燃える!
リズミックカンフーで体の歪みを正して呼吸で脂肪を燃やす
カンフーというのは、中国語では「功夫」と書き、日本語の「工夫」にあたります。これはあらゆるものから身を守るための工夫という意味で、拳によって守ると拳法になり、病気から守る意味を強調したのが気功です。リズミック・カンフーは武術の技と健康効果の両側面をあわせ持ち、そこに音楽(リズム)をとり入れることで、呼吸を通して心身の調和をはかったフィットネスです。
ほとんどの動作を4つの形、つまり4拍子で構成しています。ですから、4拍子の音楽――クラシックや中国の民俗音楽に乗ってゆったりと形を決めてもよし。ロックに合わせてはげしく汗を流してもよし、気持ちがいいと感じるリズムで形を決めてください。
大切な3つのポイント
1. 骨盤の動きと手足の先に神経を集中させること。
2. 呼吸は止めないこと。
3. 左右同じ回数をきちんと行うこと。
美しくとか大きく形を決める、というのは二の次でかまいません。
この3つのポイントが筋肉を刺激し、骨格の歪みを正し、さらに自律神経の働きを整えるコツです。そして新陳代謝を高め、体や心に無理を強いることなく余分な脂肪を燃焼してくれるのです。
やり方
これは、相手の攻撃を手のひらと甲でかわす形です。腕を振り上げるときは腰をひねること。
手首をしっかり曲げると、二の腕の筋肉が刺激され、引き締まります!
たたく
まずは右向きから(左向きの場合、手はすべて逆)。足を肩幅よりやや広めに開いて立ち、両腕のひじを曲げ、左ひじを肩より上、右ひじを下にして、両手をパンと音をたてて合わせる。
腕を広げる
腰を左側にひねりながら左手を上、右手を下に広げる。胸を開くことと、両手くびをしっかり曲げることを意識しましょう。
左手で押す
左手のひらを、敵のパンチを突き払うイメージで、腰を正面にひねりながら突き出す。右手は引いてのど元を守る。
ココが最大のポイント
手くびをしっかり曲げることで二の腕が締まる!
「むずかしそう」としり込みしないで。完璧なポーズを決められなくても、手くびを曲げることを意識すれば二の腕はしぼれます!
もう一度引く
前方に押し出していた左手くびを内側に曲げながら、肩上に引き上げ、右手のひらは前に押し出して弐の形に戻る。
同じ姿勢で手拍子を打ったら「壱」に戻る。これを2分、左向きも2分繰り返す